ゴディバと全農がコラボレーション 50周年同士の共同作業!

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【The Chocolate Journal チョコレートニュース】
こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。

ゴディバが、全農とコラボレーションします。「 GODIVA × 全農 コラボレーションプロジェクト」合同記者発表会が、本日、ゴディバカフェ日本橋で開かれました。

3月30日から販売となる、コラボ第一弾、4つの商品を、ヤニック・シュヴォローシェフのお話とともにご紹介します。

目次

50周年同士のコラボレーション

 

今年、実はゴディバは日本上陸50周年。そして、全国農業協同組合連合会 (JA 全農)は、 創立50周年です。

つまり、50周年同士。

両者がタッグを組んで、1年かけて、50の商品をつくるそう。

ゴディバは、日本各地の銘菓との商品を開発してきました。一方、全農は、 日本各地の産地を応援する 「 ニッポンエールプロジェクト 」に取り組んでいます。

「 GODIVA × 全農 コラボレーションプロジェクト 」 は、日本の食料を支える生産者を応援するプロジェクトでもあります。

 

第一弾は4つのパック入りチョコレート

試食しつつヤニックシェフとお話(市川撮影)

 

第一弾は、4つの商品。こんな感じです。

(市川撮影)

 

上の写真、左から福岡のあまおう、宮崎の日向夏、長野のシャインマスカット、和歌山の南高梅を使った4種。

「ジュレショコラ」はころん、と丸い形のタイプです。フルーツのジュレをチョコレートで包み込んだ2種で、ドライフルーツをチョコレートでコーティングした「ドライフルーツのチョコレートがけ」も2種。

まずは、持ち運びやすい、カジュアルなチョコレートです。

 

ジュレショコラって?

 

センターにぷにっ、もちっ、とした食感のゼリー入り。「ジュレショコラ」シリーズのジュレは、このためだけに作った、ゴディバのオリジナルです。

ヤニックシェフによると、できる限り果汁を使い、理想のもちもちとした固さに仕上げるそうです。

福岡県産あまおう苺 ジュレショコラ 702円(税込)


*福岡県産あまおう苺 ジュレショコラ
福岡県産あまおう苺果汁の甘酸っぱいジュレを、ベルギー産のホワイトチョコレートでコーティングしています。

長野県産シャインマスカット ジュレショコラ 702円(税込)

 

*長野県産シャインマスカット ジュレショコラ
長野県産シャインマスカット果汁によるジュレを、ベルギー産のカカオ分58%のダークチョコレートでコーティング。

 

ドライフルーツのチョコレートがけ

 

ドライフルーツのチョコレートがけは、フルーツの個性が表れています。

宮崎県産日向夏ピール ミルクチョコレート 799円(税込)

 

*宮崎県産日向夏ピール ミルクチョコレート
酸味と苦みを感じる、宮崎県産日向夏ピールを、ベルギー産のミルクチョコレートでコーティング。ちょっと山椒のような香りなのです。個人的に、私はこちらが特に、気に入っています。

和歌山県産梅酒の梅 ダークチョコレート 799円(税込)


*和歌山県産梅酒の梅
ダークチョコレート
日本酒に漬け込んだ「和歌山県産南高梅」を蜜漬けして乾燥。その梅を、ベルギー産のカカオ分58%のダークチョコレートでコーティングしています。噛めば噛むほど、梅の美味しさ、甘酸っぱさが広がります。

ヤニック・シュヴォローシェフとお話

会場にあるフルーツがきれいすぎますが本物(市川撮影)

 

ゴディバ ジャパン エグゼクティブシェフ・ショコラティエ/パティシエのヤニック ・ シュヴォローさんとお話しました。

ーシェフは、どんなシーンで味わうことをイメージしていますか?

(ヤニックシェフ 以下Y)シーンなら、きっと朝、というより午後か夜でしょうね。お子様から大人まで広く、気軽にフルーツの風味をチョコレートと味わっていただけると思います。

ーシャンパンとアールグレイにあわせてみたいと思いましたがいかがでしょう。

Y:はい、シャンパンには合うと思います。キールロワイヤルは、あまおう苺のジュレショコラにあいそうですね。日向夏のピールは、特にベルガモットの香りのアールグレイによさそうです。梅酒の梅はほんの少しお酒が使われていまして、これは、梅酒に合うと思いますよ。シャインマスカットのジュレショコラは、ポルト酒やモーリーに合うんです。ただ、これらのお酒は、日本ではあまり召し上がらないかもしれませんが。

ー全農とのコラボレーション、シェフとしてどんなおもしろさがありますか?

Y:日本の食材は、何度も取り入れてきましたが、これまでは自分メインで考え、レシピを作ってきたかもしれません。でも、今回全農さんとコラボレーションすることで、素材そのもののストーリーがわかり、素材を理解できる。素材そのもののストーリーがわかり、生産者さんをリスペクトできます。私は、いつもおもしろく仕事をしていますが、今回はそういうおもしろさの違いがあります。

(写真)左から、みのりカフェ三越銀座店 店長 小林みのりさん、全農 代表専務理事 桑田義文さん、ゴディバ ジャパン株式会社 代表取締役社長 ジェローム・シュシャンさん、ゴディバ ジャパン株式会社 エグゼクティブシェフ・ショコラティエ/パティシエ ヤニック・シュヴォローさん

ヤニックシェフによると「今後のメニューはまだ秘密」で、ゴディバのカフェメニュー、全農が運営する「みのりカフェ」の限定メニューになるものもありそうです。

日本で50年続くゴディバが、日本各地の素材に目を向け、50のチョコレートやチョコレート菓子を作る取り組みは、私たちチョコ好きの喜び、そして日本全国の生産者を支えることにつながります。

これからの展開も、またご紹介します。

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チョコレートジャーナリスト  市川歩美

*おまけ写真

ヤニックシェフとのお話がいつも楽しい私(これからもゴディバを盛り上げてください!)

 

 

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