【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】by Chie Araki
有楽製菓株式会社は「ブラックサンダー」でおなじみの方も多いかもしれませんが、他にも人気商品があります。その一つが「チョコケーキ」。発売25周年を迎えました。
裏側までたっぷりチョココーティング
カラフルなお城のパッケージが目をひくパッケージ。丸い形のスポンジケーキに、裏側までたっぷりのチョコでコーティングされています。2枚入りで100円以下というお得な価格、1袋あたり173kcalですので、思わずついで買いしてしまいそうです。
元々は、問屋さんから有楽製菓さん側に「円形でチョコレート味の商品を作って欲しい」と相談が持ち込まれたことで開発を始め、販売にいたりました。
なめらかでスッキリした後味のチョコレート
私(荒木)が食べてみました。スポンジの香りと、チョコレートのなめらかさが感じられ、スッと口どけます。後味はスッキリしていますが、香りが口の中に残ります。スポンジを覆っているチョコレートは、温度によっては割れるほどの厚みがあり、スポンジと合わさることで絶妙な甘みが生まれます。
スポンジは、ふんわりした食感になるようこだわりがあるため、毎日生地をみて、練り時間や焼き上げる温度を調整しています。
担当者の方に、イチオシの食べ方をお聞きしました。
「冷蔵庫で冷やして、外側のチョコが少しパリっとした状態が好みです。チョコの食感とスポンジのふんわり食感の違いがより楽しく感じられます。一緒に飲むドリンクは牛乳がおすすめです。冬の時期はホットミルクで、少し暖かくなってきた春ごろからは、冷えた牛乳だと合います」とのこと。
1枚ずつ、別々の飲み物で試したり、新たな組み合わせを見つけたりして食べてみるのも楽しいかもしれません。
おいしく食べてもらうために調整や改良に工夫
「チョコケーキ」は水分量の多い商品です。その影響で、賞味期限が非常に短いものでした。この25年で、材料の配合調整や包装フィルムの材質の変更をしたことで、おいしく食べられる期間を延ばすことに成功しました。現在は賞味期限が6か月で、箱買いする方にとっても安心です。
「しあわせ」を感じられる素朴でやさしいおいしさ
「チョコケーキ」が大事にしているのは、1997年の発売から変わらない、素朴でやさしいおいしさを提供することです。時代が変わってもパッケージにある「しあわせ」を感じてほしい思いが商品に込められています。
25周年の旗がたっているパッケージでの販売は、23年9月頃までの予定です。2022年10月より12か月連続キャンペーンを実施中ですので、気になる方は 公式ブランドサイトなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。
<INFO>
チョコケーキ
内容量:2枚
参考小売価格:62円(税込)※3/20以降
販売先:全国のコンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストアにて販売中。 ※一部取扱いのない店舗もあります。
Twitterアカウント:https://twitter.com/ChocoCake_San
【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】text:荒木千衣