こんにちは。チョコレートを主なテーマに掲げるジャーナリスト、市川歩美です。
あたたかくなってきましたね。先日、ジャン=ポール・エヴァンの「バー ア ショコラ」へ。久しぶりに「キブネ」と再会しました。
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京都の貴船をモチーフにしたチョコレートケーキ
「キブネ」は、ジャン=ポール・エヴァンさんが京都・貴船からインスピレーションを得て生み出したガトーです。

私と「キブネ」との出会いは、京都にエヴァンの店舗があったときのこと。いまはクローズしましたが、かつて京都のお店はジャン=ポール・エヴァンの日本の本店でした。どことなくパリを思わせるようなブティックで。
かつて、美しいあの京都のサロンで、初めてこのガトーを味わって、京都の雰囲気もあいまって、おいしいなぁ、と思ったのを覚えています。
初夏にふさわしい抹茶とチョコレートのケーキ

抹茶のムースに、ブラジル産カカオのチョコレートのシャンティイ、グリオットチェリー風味のビスキュイ、そしてピスタチオのヌガティーヌ。
お茶の季節だからでしょうか、「キブネ」は、いま、シーズナルガトーとしてメニューになっています。グリーンとチェリーカラーの彩がよく、爽やかで甘酸っぱくて。日本のこの季節にぴったりだと思います。
味わったことのない方も、京都のブティックで味わった思い出のある、私のような方もどうぞ。
text & photo ジャーナリスト/チョコレートジャーナリスト 市川歩美