マリ・クレールで、市川歩美のインタビュー記事が掲載されました。「チョコレートと日本人」(早川書房)に関わる内容で、インタビューしてくださったのは、マリ・クレールデジタル編集長の宮智泉さんです。
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食べながら読みたい! みんなが知らないチョコの話 ジャーナリストの市川歩美が「チョコレートと日本人」を出版
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marie claire [マリ・クレール]


食べながら読みたい! みんなが知らないチョコの話 ジャーナリストの市川歩美が「チョコレートと日本人」を…
バレンタインデーが近づくと、日本には世界中からさまざまなチョコレートが集まり、世界に類を見ない盛り上がりを見せる。チョコレートを主たるテーマに取材をしてきたジャ…
宮智さんは、読売新聞東京本社の編集委員で、ファッション業界を長年、取材し続けていらっしゃる方としても有名です。
服を作る – モードを超えて(宮智さんの著書)
チョコレートとファッション
チョコレートについてお話をしながら、つい私のほうから宮智さんに、ファッション業界のこと、山本耀司さんや、川久保玲さんのことをお伺いしてしまってもいました。
そして気づいたのは、ファッションとチョコレートの状況が似ているという事実でした。長くみているとわかることがあるのでしょう。業界の状況も、クリエイション自体もそうです。
売れ筋に合わせたもの、誰もが同じように当たり障りないから安心なもの、人が求めるからそれに応じて量産されるもの、チラシのように消費される軽い情報たち……。
個人的にはそういうものばかりでは私は昔から元気がでないといいいますか、ときめかない人です。そういうものは必要ですが、世の中がそういうものばかりになると、人は考えなくなるし感じるのをやめると思います。
ほかと同じではない、訴えかけてくるような、迫り来るような力があるものに出会えないかな、うわ、これは、と私が驚くようなものが現れてくれないかななんて、ほんとはよく私はこのごろ、思っているのです。「チョコレートと日本人」には、そんな私の想いもちりばめられています。
チョコレートジャーナリスト 市川歩美