チョコパイの新作「キャラメルチョコレート」と「宇治抹茶」を実食！

2024年5月15日

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【The Chocolate Journal チョコレートニュース＆レポート】by Chie Araki

心躍るような、初コラボレーションです。株式会社ロッテは、MERCER bis（マーサービス）と組み、チョコパイブランドから「キャラメルチョコレート」と「宇治抹茶」を４月23日（火）より全国発売しました。

MERCER bisとは？

MERCER bisは、都内で展開しているシフォンケーキ専門店です。人気の生キャラメルや宇治抹茶をはじめ、カカオにちなんだオレオチーズケーキや、チョコレートティラミスなどもあります。

株式会社ロッテの方に今回のコラボレーション理由を聞いたところ、

““チョコパイのブランドパーパスは「どんな時もそっと寄り添いまあるい心でつながる」です。昨今の社会情勢の不安から、ストレスフルな生活を送られている方へ、少しでもほっと一息つける時間をもっていただき、その時間をより良いものに出来ればと考え、味わいだけでなく、そのフォトジェニックな見た目で人気のMERCER bis様にお声掛けをさせていただきました。”

とのこと。

また、MERCER bisの「特別だったホールケーキを独り占めできる」というコンセプトが、チョコパイの開発起源である「高級品であったケーキをより手軽に食べてもらいたい」想いと親和性があったことも、コラボ理由の一つでした。

２品の新作を、私（荒木）が実食しました。

「チョコパイ＜キャラメルチョコレート＞」

口に入れると、ヘーゼルナッツのプラリネペーストが練り込まれているのでナッティな風味。キャラメルクリームは甘いですが口あたりは軽く、キャラメルチョコソースによってコクとほろ苦さが加わります。後味にキャラメルの香りがふんわり残るのもポイントです。

こちら、キャラメルチョコレートは、この企画で生まれた「コラボ限定味」。よりお客様に特別感を味わってもらいたい、コラボだからこそ出来る味わいは何かと考えた結果、MERCER bisの看板商品「キャラメル」とロッテの基幹事業「チョコレート」を組み合わせた味に決まりました。

最初は両社が描いていた味わいのイメージが違っていたため、何度も試作品を食べて意見交換をしました。改良を重ねることで、お互い納得のできる味わいに仕上げることが出来たといいます。

「チョコパイ＜宇治抹茶＞」

封を開ければ、宇治抹茶の上品な香りがふわっ。ケーキの断面はキレイな抹茶色でホワイトチョコの下からうっすら透けています。抹茶のほどよい渋みと濃厚な宇治抹茶ソースが、ホイップクリームと合わさることでクリーミーにまとまります。苦み、渋み、甘みのバランスが絶妙です。ホワイトチョコとともに全てがスッととろけるので、くどくなく食べ進められました。

MERCER bis人気メニューである「宇治抹茶」を再現したこちらの商品。シフォンケーキの真っ白な見た目をホワイトチョココーティングで表現したものの、ホワイトチョコレートの甘さに負けない抹茶感を仕上げるのに苦労したそうです。