こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
今日は11月27日です。夜、この記事を書いていますが、窓の外の東京タワーがブルーでとてもきれい。11月ももう終わりですね、皆さんはいかがお過ごしでしょう?
ちょっと、私の仕事のことをお話しします。例年特に、秋から2月14日のバレンタインまでは、一段と多くのチョコレート関係の仕事に携わっています。
それとは別に、ジャーナリストとして、チョコレートや派生した別テーマで執筆もしますので、それも並行しており、なかなか脳も体も、走り回っている感じです。
そんな中。ちょっとチョコとは関係ないお話をしますね。
気分にあわせてヘアスタイルも変えたい話
最近髪を切ったんですよ。
SNSでも「髪型がナッツ系」などと書きましたが(ナッティはベネズエラ産カカオだけにして)、実は私は地味に髪型を結構変えるのが好きで、これまでベリーショートだったこともあればロングだったこともあります。その変遷は、古くから私を知る、主に放送業界の友人がよく知っています。
ところが、チョコレート関係の仕事をするようになってから、髪型を変える頻度が減りました。なぜかなと自問してみたら、どうもプロフィール写真を利用するようになって以来です。「いくらなんでもあまり実物とプロフィール写真と違うとよくないかもね」などという、周囲への配慮が、無意識の中にあった様子。
がしかし。それってどうなんでしょうか、とある日考えました。
髪型を私が変えたいんだから、変えた方がいいんじゃないかな、ということです。その場で、すっくと立ち上がって美容院へ。私は決めてから行動までが時々おそろしく早いため、その日に髪型を変えちゃいました。
そんなわけで、プロフィール写真も撮りなおす予定です。出来上がったらあちこちで使います。とはいえ、しばらくショートですが、またすぐ気が変わる可能性が高いです。それでも「あゆみさん、気分がかわったのね」と、思ってください。
あと、私はメガネ好きで、取材時は眼鏡をかけていることが多いです。メガネ写真もあってもいいかもですね。
ふりかえれば私はとにかくファッション好きでした。でも、ここのところ気分にあう服を選んでなかったかも、と気づいて、先日は渋谷で洋服を買いました。本当は、髪の色も変えたいんですが、これはまたいつか。
センスについて
気の合う方とは「センス」の話になります。
みなさんが私をどうみているかよくわかりませんが、そもそも私は、昔からあまり周囲が平均的に好むものに、個人的には興味を持たないタイプです。(メディアで仕事をするときと、個人とは、全く別の話)
Iam(大和書房)のインタビューでも答えましたが、昔から私は個性的なアーティストが好きで、友人もセンスのあう人のみ。ファッション、音楽、映画も、好むものに傾向があります。
そんな私なので、団体行動をあまり好まず「つるむ」等に一切興味がなく。もちろん気の合う楽しい方と一緒にいるのは最高ですし、目的が同じなら、大勢が楽しいです。
私が長くしてきた、ディレクターという仕事は、そういう私の性質にあっていました。
大勢だとパワーがあるとは思わないし、盛る、おおげさな演出をする、声が大きい、トリッキーに目立つ、などには魅力を感じません。よいものは静かで単一ですごいですし、大きな声を出されなくてもわかります。こんなような話を息をするようにできる人なら、つるんでもいいかなぁと思います。笑
メディアの人
自分ごとになりますが、私はチョコを主なテーマに掲げる、メディアの人です。
チョコレートの世界は、近年変わりました。風通しがよくなった気がします。クラフトチョコレートシーンには、グルメ軸とは別に、哲学がありユニークでかっこいい人がいて、個人的に気づきがあったり。
チョコレートには多様で多面的です。そして「変わる」のです。カカオ生産地あり消費国あり、歴史も長く、深い。チョコが時代ごとに変わり、多様であるように、私もそうなのであろうと、思います。
チョコは進化する友達
毎度話すように、チョコレートは友だち。
静かに、気づかせてくれることがある。「自立し、依存しあわない」チョコと私。
今から年末まで、多くのスケジュールがあり、読者のみなさんにお会いてきそうです。その際、髪が短かかったり、またのびていたりしそうですが、楽しくお会いできればうれしいです。
みなさんの楽しさにふれるときと、チョコレートを作る方のセンスと愛に痺れるときは、私の元気の源です。
今年もあと1ヶ月あまり。お身体に気をつけて、みなさんも楽しい12月をお過ごしください。
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美
(写真は広島取材時シリーズ)