【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】
by Chie Araki
コンビニの店頭で「ああ、夏だなぁ」と感じること、ありませんか?
冷やし中華、生鮮野菜、アイスコーヒーののぼりなど……。
「FAMIMA CAFÉ」のフラッペも、私(荒木)にとってはその一つ。
チョコ味を探していたところ、ファミリーマートから「ゴディバ監修チョコレートフラッペ」が発売されていました。2022年8月23日より、全国のファミリーマート約16,600店で展開中です。
ゴディバ監修のフラッペがお店で簡単に作れる
このチョコレートフラッペは、ゴディバジャパンのエグゼクティブシェフ・ショコラティエ/パティシエ ヤニック・シュヴォロー氏が監修しています。
パッケージには、一目でゴディバとわかるロゴとアイコン。ファミリーマートのアイスクリームや冷凍食品コーナーなどに置かれています。
アイスコーヒーの容器に似たカップタイプで、種類はラクトアイス。購入後、店頭のコーヒーマシンで作ります。
フラッペを作るポイントは、封を開ける前によく揉むこと
お店で、このフラッペを買って、コーヒーマシンで作るときのポイントは、事前にカップをよく揉むことです。
ただ、しっかり冷えたプラスチック容器入りの固まったアイスを手で揉むのはなかなか難しいかもしれません。そんな時は、少し待てば揉みやすくなります。
揉むことでアイスが割れ、ミルクなどがその隙間に入り込み、程よく溶けたフラッペになります。
フラッペのストローは通常より太めですが、ある程度のやわらかさにならないと吸えませんので、そのためにもしっかり割っておくことが大事です。
ミルクが入ったら、側にあるフラッペ専用のストローでぐるぐるかき混ぜ、最後に専用フタをして出来上がり。ものの数分で、簡単に作れます。
食感へのこだわりは?
実際に、私(荒木)がこのフラッペを食べてみました。
ひんやりしていて、カカオの香り。ミルクがたっぷり入っていますが、甘すぎないことに驚きました。
口当たりはシャリっと氷っぽさがありつつも、氷の粒を小さくしているのでなめらか。また、粒チョコとチョコチップがたっぷり入っているので、プチプチとした食感もあります。この粒チョコ、チョコチップが印象的で、噛むと最初に感じた香りとは違う、一段と濃厚なカカオの香りが感じられます。
監修にあたり「喜びと満足感を皆様に感じていただけるように今回は食感にもこだわりました」というヤニック氏。のどごしも良く、体が一気に清涼感で包まれるので、この時期にピッタリです。
ファミリーマートのフラッペの歴史
ところで、今や夏の定番商品ともいえるファミリーマートのフラッペシリーズ。実は、ルーツはコーヒーにあります。
コンビニ各社のブレンドコーヒーが注目されていた2013年頃、ファミリーマートでは、ドイツ製のエスプレッソ抽出式のコーヒーマシンを導入。カウンターコーヒーのブランド名を「FAMIMA CAFÉ」に変更し、パッケージもリニューアルしました。
その翌年の2014年6月、販売を開始したのが「カフェフラッペ」です。専用コーヒーマシンでエスプレッソ抽出のコーヒーを注ぎ、冷たくシャリシャリした食感と挽きたてのコーヒーを味わえます。
翌2015年には「抹茶フラッペ」「マンゴー&オレンジフラッペ」が新メニューに。マシンでホットミルクを注ぐタイプも登場しました。
以降、毎年色々な味や、数々の企業とのコラボ商品も生まれ、今年はこれまで9種類のフラッペが発売されています。この新しい「ゴディバ監修チョコレートフラッペ」以外に、チョコレートでいうと有楽製菓のブラックサンダー味もありました。
販売情報
他にもピカチュウコラボや森永ラムネグレープ、ウエスティンホテル東京監修など、幅広いラインナップがあり、ファミリーマートのフラッペシリーズは、2022年1月から8月16日時点で累計販売数が2,500万杯を突破する人気ぶり。
そこへ加わったのが、チョコレートをカカオの香りとともに楽しめる「ゴディバ監修チョコレートフラッペ」です。
ザク、パリ、とろっとした食感を堪能して、この暑い夏を乗り切りましょう!
<INFO>
『ゴディバ監修チョコレートフラッペ』
価格 399円(税込430円)
発売日 2022年8月23日(火)
発売地域 全国
※店舗によって取扱いのない場合があります。
【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】
text:荒木千衣
編集:市川歩美