こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
ジャン=ポール・エヴァンの8月限定のヴェリーヌが登場しています。他にも8月まで販売されている、夏の限定ガトーも。先日味わってきましたので、レポートしますね。
![](https://chocolatejournal.fun/wp-content/uploads/87452BB4-8A91-441F-BFF3-2E2514F3EDE0-1024x768.jpeg)
8月末までの限定ヴェリーヌ
8月末までの限定ヴェリーヌは3種ありますが、私がいただいたのは、2種類です。
ヴェリーヌ ココ パッション
![](https://chocolatejournal.fun/wp-content/uploads/DEE4D878-EC4D-4B96-9E81-90CF92DA4730-1024x768.jpeg)
ヴェリーヌ ココ パッション お持ち帰り821円 イートインは836円 *8月末まで販売
こちらは「ヴェリーヌ ココ パッション」。
白い部分に惹かれてしまいました。ここは、ココナッツのクレムー。クレムーとは、フランス語ですが、なんというかクリームっぽいふわりとしたテクスチャーです。
オレンジもきれいですね。こちらは、パッションフルーツのジュレです。甘酸っぱいこのジュレが、ふんわりとしたペルー産カカオのショコラムースと調和。
縦にスプーンをすすめて、層を全部一緒にいただくとエキゾチックな風味が楽しめますが、ココナッツのクレムーと生地の部分を一緒にすくい、ココナッツケーキみたいにしていただくのも美味。
ヴェリーヌ バナーヌ グリオット
![](https://chocolatejournal.fun/wp-content/uploads/BB05CF96-6C60-40B6-9F49-5ABCA200D475-1024x768.jpeg)
ヴェリーヌ バナーヌ グリオット テイクアウト794円 イートイン809円 *8月末まで販売
こちらは、甘酸っぱいグリオットチェリーの風味が鮮烈。赤い部分はベリーではなく、果肉入りのグリオットチェリーのジュレです。
ドミニカ産カカオのムース、真ん中あたりに、バナナソース。ちょっと想像できないかもしれませんが、グリオットチェリーの甘酸っぱさと、果肉の食感、バナナならではの食感と風味がよくあうんです。それをショコラがまとめていて、ワクワクするような調和に。
いずれのヴェリーヌにも、生地が入っているので、スプーンですくうと少しケーキのようになって食べ応えがあります。
シロップ加えるとマリアージュするドリンクもある
バー ア ショコラ(カフェスペース)では、ドリンクとともにオーダーを。
こちらがメニューの写真です。
今回、私は「テ グラッセ ア ロランジュ」をオーダーしました。(写真左のオレンジ色のアイスドリンク)。
オレンジを絞ったフレッシュオレンジジュースとスパイスが香る紅茶をあわせたオリジナルアイスティーです。
「ヴェリーヌ バナーヌ グリオット」とあいそうかも、と選びましたが、アイスティーに柑橘の酸味があるため、調和はいまひとつ……。
でも!
安心してください。前回もおすすめしましたが、シロップ(無料)を別オーダーし、このアイスティーに少し加えるだけで、ヴェリーヌととてもよいマリアージュとなります。7月編で書いた「テ グラッセ エキゾティック」も同じく、シロップを。この差は大きいと感じますので、ぜひためしてください。
パッション
![](https://chocolatejournal.fun/wp-content/uploads/67F2CBCB-5D9B-43A3-A70D-C607690FAF73-1024x768.jpeg)
パッション *8月末まで販売
このケーキ、ご存知ですか?
6月から8月まで限定販売されている「パッション」です。
味わうとサクサク食感がなんとも軽快。パッションフルーツ風味のビターチョコレートムース、ビスキュイショコラ、ラム酒が香るガナッシュ、そして一番下には、サクサクのクルスティヤンがあります。トップはヌガティーヌ。
さりげないラム酒の香りと、クルスティヤンのサクサクぶりに注目を。8月末までのガトーです。
このほかにも、今、ジャン=ポール・エヴァンには夏ならではの魅力あふれるショコラがあり、うれしくお持ち帰りしました。それについては、近々またレポートしますね。
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美
![](https://chocolatejournal.fun/wp-content/uploads/597F64EA-757A-4435-A3F9-755C249D0104-300x225.jpeg)