ロイズの「クルマロ」はロイズ通の定番

こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
「おとりよせネット」の連載でロイズの「クルマロ」のことを書きました。ロイズの「クルマロ」。ご存知ですか?私は20年前くらい前からよーく、知っています。

写真:ロイズ
ロイズ「クルマロ」とは?
「クルマロ」はロイズの人気チョコレートであり、1987年に生まれた、ロイズのロングセラー。
棒のような形のミルクチョコの中に、マシュマロとくるみが入っています。サイズは、タテ4.5cm×高さ3.0cm、長さは17.5cm。1059円(税込)と、リーズナブルプライス。
ロイズは、生チョコレートやポテトチップチョコレートが有名ですが、ロイズの方によると、クルマロの固定ファンは多く、物産展などではピンポイントで「クルマロ指名」が必ずあるそう。
オンラインショップでも購入できます。
クルマロの食べ方
なんというか、恵方巻き、みたいなサイズ感なので、このままがぶりといくものなのか?と写真を見るだけだと思うかもしれませんが、そうではなくて、好きなだけ、ナイフでスライスして味わいます。
私は、薄めにスライスしてぱくっ、と味わうことが多いです。おなかがすいていたら、かたまりのように大きく切ってぱくりといっても。
でも、上品にもなります。お皿にのせ、紅茶などとともに。
クルマロの語源を知っていますか
ミルクチョコのなかに、マシュマロがふんわりとはいっていて、くるみがかりっ。この食感の対比なのですよ、クルマロとは。さらなる、マシュマロとクルミとミルクチョコの味の調和。クルマロの名のルーツは、クルミとマシュマロ、です。
クルマロの名の由来は、クルミとマシュマロを使っているから
今気づきましたか?
この事実は、意外と古いチョコレートファンの間でも知られていません。かわいい由来だな、と最初伺ったとき思いました。
知る前は「くるっと、というかまろやかにミルクチョコがつつむかんじの」イメージをもっていて(勝手に)、私の中では、商品と音が、しっくりとなじんでいました。
パッケージが便利
保存しやすいパッケージも、チョコファンに好評なのでは?と思います。
透明な蓋つきのトレー入りなので、たとえば、半分食べてあとは来週、というときも、ラップに包み直す必要がないのは、ラップを使わないですみますし、何よりラクですね。
私の場合は、チョコレートとこれだけ深く長く、友だちみたいにおつきあいしているので、パッケージがフレンドリーだととてもうれしいです。
例えば、一度開けたら、二度ときれいにしまえないようなものより、気持ちよくきれいにしまいなおせるものが断然、好き!ということになります。
全国に固定ファンがいるという、ロイズの34年つづくロングセラー。3ヶ月日持ちするので、安心してギフトにできます。
多くのチョコファンが、この記事を読んで「わーこれ知ってる」「私も好き」と感じているかもしれませんね。
ご存知ない方は、機会があればどうぞ。多くの方がきっと「おいしいね」と楽しめる、おすすめのロングセラーです。
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美