ジャン=ポール・エヴァンの定番のボンボンショコラが私はとても好きです。定番ばかりを集めたチョコレートボックスについて、私の連載記事で書きました。
*おとりよせできるチョコだったのですが、2020年4月7日(火)~当面の間、フランスの状況もあり、オンラインブティックが休業となっています。
ジャン=ポール・エヴァンは思い出深いです。まだ日本にブティックがない頃から、フランスへ行く友人にお願いして買ってきてもらっていたほどですから。
思い返せば1990年代のこと。ジャン=ポール・エヴァンが日本(新宿)に上陸して18年になったなんて、感慨深いなぁ。
ジャン=ポール・エヴァンの定番ボンボンショコラを堪能しよう
連載のテキストにも書きましたがちょっと自分的に補足しておきたいのと、みなさんの参考にもなれば、ということで、ここにも書きますね。コフレの内容は……
カライブ
これが大好きでしょっちゅう食べていた頃がありました。定番中の定番ビターガナッシュ。カリブ海地域でとれるカカオを使っているから「カライブ」です。
ネオ
このデザインが私、好きなんです。赤のあしらいがシック。甘酸っぱいフランボワーズのビターガナッシュ。
ロシェ
エヴァンさんのプラリネはおいしいですよね。アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネにヌガティーヌ。ミルクチョコとのバランスがとてもよいです。
トロワ オランジュ
ジャン=ポール・エヴァンのロゴ入りです。オレンジの香り高く、深く奥行きのあるオレンジ風味のガナッシュ。紅茶といただくのが私は好き。以前はカップ型でしたね、名前も形も変わりました。
アナプルナ
ピスタチオを加えたマロン風味がミルクチョコレートとマッチ。ふんわりとしたムースガナッシュ。
ゼンゼロ
私は「ザ・ショウガ」みたいにパワフル&パンチのきいた生姜の表現はあまりすすんでいただかない方ですが、エヴァンさんの「ゼンゼロ」は好きです。ほのかに上品に生姜が香るビターガナッシュ。
マノン
すごく最近これが食べたい私です。おいしいなぁ。一度はどうぞ。フルール ドゥ セルを加えたキャラメル風味のふんわりとしたムースガナッシュ。
トリニダ
ライムの皮で香りをつけています。ビターガナッシュ。
サフィル
これも名作。ブランドを代表するボンボンショコラで、昔から結構たべています。たしかサロン・デュ・ショコラパリで単品でかつて賞をとった筈。アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネ。昔とチョコレートの作りがやや変わりましたが。
ケオップス
ピスタチオ風味のパートダマンドをビターチョコレートでコーティング。名前の由来にもなっている、ピラミッドのような形が特徴。
ウーマン
お茶同士の組み合わせ。そしてガナッシュとパートダマンドで立体的に。緑茶のガナッシュとベルガモット風味のパートダマンドを組み合わせています。
サロメ
ミルクのやさしい香り。広がるムースガナッシュ。これもとても美味しいです。ときどきすごくたべたい。
マイナーチェンジしながらも、ジャン=ポール・エヴァンの魅力を伝え続けてくれています。
市川歩美の連載記事でジャン=ポール・エヴァンについて書いています
「おいしいマルシェ」の私の連載記事、リンクしておきます。↓
ジャン=ポール・エヴァンの代表作がそろう、マストなコフレ/ギフトにしたい名作チョコ vol.2
チョコレートをギフトに選びたい方って、たくさんいますよね?
でもでも、大切な方に、一体どれをどう選んだらよいのかしら、という方も多いはず。
そんな方のために、チョコレート愛好家歴(もうかれこれ)30年近く&現役チョコレートジャーナリストの私が、逸品をセレクトして毎月紹介します。
marie claire style(マリ・クレール スタイル)の連載とあわせてお読みいただくと、よりチョコレートの今、ブランドの歴史、チョコレートの美味しさについて、深く知っていただけると思います。
そしてほかにも随時、いろいろなメディアで情報発信していますから、引き続き、チョコレートをいろいろな側面から楽しんでくださいね!
追記:桜がきれいですね〜、最近おいしい桜スイーツにであいまして記事を書きました。公開されたらTwitterなどでリンクします。