新宿で「まるごとメリーチョコレートセミナー2020」が開催されました。メリーチョコレートのトップショコラティエ 大石茂之さんと、私、チョコレートジャーナリストの市川歩美がトーク。35名のチョコレート好きなみなさんとご一緒しました。
▲「まるごとメリーチョコレートセミナー2020」(新宿で開催)司会は、細木 美知代さん
メリーチョコレートの歴史を知り、美味しく楽しむトークイベント
新宿のミライナタワーで開催されたイベントには、
応募者の中からすごい倍率で当選した、ラッキーな35名がご参加。
大石茂之シェフと、私が、メリーチョコレートの歴史をはじめ、サロン・デュ・ショコラパリで20年間、いかにメリーチョコレートさんが日本の文化や食材を伝えてきたかを、お話をしました。
今日のお話を、一部、Chocolate Journalでもシェアしますね。
メリーチョコレートは、サロン・デュ・ショコラパリに日本で初めて出店
メリーチョコレートは、2000年からサロン・デュ・ショコラパリに出店しています。
1995年に始まったショコラの祭典「サロン・デュ・ショコラパリ」に、初めて参加した日本のブランドは、メリーチョコレートです。また当時は規模が小さく、会場がテントだった時代。
場所はいまとは違って、エッフェル塔の目の前でした。当時の会場の貴重なお写真も、特別にセミナーではご覧いただきました。
そして、サロン・デュ・ショコラパリで、メリーチョコレートが日本素材をパリに伝えた功績について。
メリーチョコレートは、20年間で、パリで、190以上もの日本素材をチョコレートに使い、紹介してきました。
中でも、今でこそパリでメジャーな抹茶は、初出店当時、大!不評だったそうです。
「試食してもらっても、美味しくないと言って、何度も吐き出されていました・・・」と、大石シェフ。
ひゃーわたしならくじける(ココロの声)
普通自分とが精魂込めて作ったものを吐き出されたら、もう二度と作りたくない(泣)
しかし大石シェフはくじけることなく、毎年抹茶を使ったチョコレートを、パリで紹介。
抹茶が受け入れられるまで、約7年かかったそう。(私なら最高3年でくじける)
▲数多くの、貴重な資料をスクリーンで紹介
「みなも MI-NA-MO」の素晴らしさ
そしてメリーチョコレートのハイブランド「トーキョーチョコレート」のお話。
「みなも」という代表作があります。
川面にうつり、時間とともに変化する、東京の空をチョコレートで表現。キラキラしています。
ガナッシュの上に、お酒入りのパート・ド・フリュイ重ね、つややかで日本らしいカラーが魅力です。
みなもは、作るのに本当ーーーに手がかかるんです。
外側のチョコレート、そっと手作業でつけているということを知る人は少ないかもしれません。
四角のチョコレートの枠のような型があるのではなく、
ガナッシュとパートドフリュイを、手作業でチョコレートにディップ。
私は、和菓子のような繊細さを感じます。
今日は「みなも」を、大石シェフの解説とともに、みんなで一緒に試食しました。
▲試食したチョコレートの一部
イベントの模様は、マイナビウーマン で、近日中に記事になりますので
楽しみにしていてください。
いつも「おいしいね」と安心するチョコレートを、高い技術で作り、提供してくれるメリーチョコレート。
高級ラインから、カジュアルなシリーズまで、幅広いラインナップがあります。
昔からそばにいるから、当たり前になっているチョコレートブランドこそ、
見逃してはいけない功績があります。
新しいものや、斬新なものはニュース性がありますが
長年、支持され続けることこそが、すごいこと。
そんなことも、イベントや記事などで共有していきたいと思っています。
まるごとメリーチョコレートセミナーのレポート記事が公開されました!
▲マイナビウーマンさんの記事より
<おうちでチョコ>
メリーチョコレートの商品は、オンラインショップで購入、ご自宅で楽しめます。
特に私が気に入っているのは「ルルメリー」です。ショコラテリーヌをこのイベントでいただきました。オンラインで買えるガトーショコラも美味しいですよ〜、おすすめです!
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