こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
銀座のチョコレート専門店「デカダンス ドュ ショコラ」のことを、「おいしいマルシェ」の、市川歩美が紹介する「日本の人気チョコレート専門店」という連載で書きました。
デカダンス ドュ ショコラについて
銀座にあるチョコレート専門店「デカダンス ドュ ショコラ」をご存知ですか?
銀座のお店のオープンは2014年。ブランド自体は2002年にオープンしています。長年、日本の高級チョコレートシーンを彩るチョコレート店です。
基本情報は「おいしいマルシェ」記事へ。(クリックすると記事へ)↓
銀座・中央通りに面したおしゃれで美味しいチョコレート専門店「デカダンス ドュ ショコラ(銀座)」/人気の日本発チョコ専門店 vol.15
デカダンス ドュ ショコラは2002年代官山でオープン
お店のことをご存知ない方もいるかもしれませんので、解説します。
Chocolate Journalを読んでいる方なら、ご存知だと思いますが、その場合、どういうイメージを持っていますか?
たとえをあげます。
- ずいぶん長いチョコレート愛好家(市川歩美のような)の場合
代官山にできた頃を知っている、渋谷マークシティのショップへよく足を運んだ - 比較的新しいチョコレートファンの方の場合
銀座から京橋へ行く途中にある白い壁の、アートな感じのきれいなお店
という感じかもしれません。
では、私の中にある、デカダンス ドュ ショコラを解説させていただくと
2002年に代官山で創業しているので、代官山のイメージが残っています。代官山のお店には、私ももちろん何度か足を運んでいます。
2002年、当時は、日本の高級チョコレートブームのはじまりにあたります。海外のチョコレートブランドが次々東京に上陸する中、日本発高級チョコレートブランドとして、いち早くオープンしたのがデカダンス ドュ ショコラ。シェフは、ショコラティエの、三浦直樹さんでした。
デカダンス ドュ ショコラとテレビと私
三浦直樹シェフといえば、のちに、ブルガリ イル・チョコラートのシェフとなり、後に2014年放送、フジテレビ「失恋ショコラティエ」を、監修されました。私は、同ドラマのアドバイサーとして関わったので、ドラマつながりがご縁となり、三浦シェフと私の二人で、日本橋三越でトークショーを行なったことがあります。松本潤さんファンの方も会場にお越しくださって、楽しかったです。
ちなみに、ドラマ主演の松本潤さんにチョコレート作りを直接指導されたのは三浦シェフ。他に誰一人、このドラマの制作に関わったショコラティエは、いません。
時代が遡りますが、もうひとつ。テレビといえば、私は、2012年、NHK総合「美の壺」の「チョコレート」のコーディネートとともに、アドバイザー、出演者として少し登場もしています。その際もデカダンス ドュ ショコラと関わりました。
当時の「デカダンス ドュ ショコラ」のシェフは、ステファン・ヴューさんでした。当時、今ほどカラフルではなかったチョコレートの世界で、際立ってカラフルでユニークな素材合わせのチョコレートを作っていたのがヴューさん。
この「美の壷」には土屋公二シェフも登場されていて、何度も再放送されました。ご覧になった方も多いかもしれませんね。
デカダンス ドュ ショコラのコーヒーとマドレーヌ、バレンシアも
時を現在にもどしましょう。銀座のお店で、カフェタイムです。
デカダンス ドュ ショコラの店内に、テーブルは2つあります。あいていたら、座ってぜひコーヒーとマドレーヌをどうぞ。
このマドレーヌを、私はすっかり気に入っているのです。ホワイトチョコがけも、ダークちょこがけもよいです。しかも全然飽きません。
他におすすめがあるとしたら、オレンジスライスのチョコレートがけ「バレンシア」でしょうか。ブランドのベストセラーで私も好きです。
ボンボンショコラもおすすめで、リーズナブルなプライスも魅力。「多くの方に気軽にチョコレートを楽しんでもらいたい」というブランドの姿勢が表れています。私がよくいただくのは(記事にも何度か書きましたが)バジル、ミント、サツマイモを使ったボンボンショコラです。
コーヒーは、ハンドドリップで300円で、こちらもリーズナブル、しかも美味しいです。音楽もJAZZが流れていたりといい感じ。
私はh、店長の児玉さんにおすすめを伺いつつ、お話するのもすきです。
ボンボンショコラ(1個190円〜)も、店内でオーダーできます。
銀座へいくときの、参考にしてください。
*銀座のショップは2020年7月末で、閉店しています。
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美
<おうちでチョコ>
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