チョコミントの強ミント化と早期化について

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こんにちは。チョコレートを主なテーマに掲げる、ジャーナリストの市川歩美です。東洋経済オンラインで、チョコミントについての記事を書きました。

今年も、春先からミントグリーンの商品が目に入るようになりました。「まだ4月なのに、もうチョコミント?」と感じた方もいるかもしれません。今回はそんな「早期化」と、より強い刺激を求める「強ミント化」について取材・執筆しました。

目次

チョコミント早期化

かつて、チョコミントといえばアイスで、やはり夏というイメージがありました。ところが最近は、チョコミントが3月や4月から当たり前のように店頭に並びます。しかもアイスだけでなく、ケーキ、焼菓子、ドリンク、パフェと、領域がぐっと広がっています。かつては「好きな人はとことん好き」というややマニアックな味だったのが、今ではひとつの大きなジャンルになった印象です。

「爽やか」より「刺激」へ

チョコミントの動き。今年の面白いのは、今年は「ミント強めバージョン」が多いこと。チョコミントの香りが強すぎると食べにくい、と感じる方の声もこれまではよく聞いたのですが、逆にもっとスースーしたい、もっと刺激がほしい、という方向へと進んでいます。

特に印象的だったのが、よーじやのスースー感「50倍」や「80倍」というチョコミントパフェ。ここまで来ると、もはや「爽やかなお菓子」というより、ある種のチャレンジ型スイーツです。

チョコミント好きたちの声

記事には書きませんでしたが、チョコミント好きの方に話を聞くなか、こんな声もありました。

「食後に食べたくなる。ミントのスースーする感じが、口の中をすっきりリセットしてくれる」
「なんか刺激があってしゃきっとする。それがくせになって、一度買うとリピートしてしまう」
「子どものころは苦手だったのに、大人になったら好きになりました」
など。

もちろん「いやー私は別々がいいです」「私はちょっと苦手で〜」というような方もいました。

SNSとの相性の良さ

チョコミントは、SNSで話題になる味でもあります。

チョコミントは「好き」「苦手」がはっきり分かれ「歯磨き粉みたい」と言う人もいれば、チョコミン党を自称して、楽しく語る人も。

賛否両論あるのは、SNSにおいてチョコミントの強みですね。しかもミントグリーンは写真映えがいい。涼しげな色はタイムラインでも目を引きます。ミントグリーンとチョコレート色はお互いを引き立てるコンビネーション。味だけでなく「見せたくなる」ことも、今のチョコミント人気を支えています。

チョコを夏に食べやすくするが好き嫌いもある

味について語るとすると、やはりミントは「チョコに清涼感を与える存在」で、やはり夏にあいます。チョコレートは暑い季節には重くなる、と感じる人もいると思いますが、ミントが入ることで後味がすっきりし、夏でも食べやすくなります。色もブルー系でさわやかなのです。(もちろんこの組み合わせが苦手な方もいらっしゃるわけですが!)

ファンが年々増え、商品の幅も広がり続けているのは、やはりこの味にしかない個性があるからでしょう。やさしいミントから強烈なミントまで選択肢が広がった今は、「今日は軽め」「今日は限界まで?スースーしたい」などと気分で選べる時代になりました。

日本独自のユニークなカルチャーにもなっている「チョコミント」。海外との違いなど、くわしくは 私の著書「チョコレートと日本人」 にも書きましたのでぜひ読んでみてください。

チョコミントの今年の進化もとても楽しいです。今度私も、強めのパフェを試しに行くつもりです。

text & photo ジャーナリスト/チョコレートジャーナリスト 市川歩美

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