こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
先日、おとりよせネットで、聘珍楼ショコラの杏仁スプレッドをおすすめしました。チョコレートジャーナルでもその内容をご紹介します。
聘珍楼ショコラとは?
創業1884年、横浜で生まれた高級中国料理店「聘珍樓」が、チョコレートを作っています。「聘珍楼ショコラ」。チョコレートファンの方も、まだご存知ないかもしれません。
正式なブランド名は「Heichinrou Chocolat -聘珍樓ショコラ-」。聘珍楼ならではの、厳選された薬膳素材や、中国茶を使ったボンボンショコラです。
パッケージに高級感があるので、改まった方へのギフトにも。
バレンタインシーズンには、銀座三越の催事で販売されていました。チョコレートはすべて、自由が丘のチョコレート専門店「マジドゥショコラ」のショコラティエの松室和海さんとのコラボレーションにより、作られています。
杏仁スプレッドとは?
ユニークでオリジナリティがあるのが、瓶入りの「杏仁スプレッド」シリーズです。
「杏仁より杏仁らしく」をコンセプトにつくられたペーストで、瓶入り。パンに塗っても、そしてそのままスプーンで味わっても美味しいです。
私は、昨年のバレンタインシーズンに、新作のプレーンの「杏仁スプレッド」を味わって気に入って、clubhouseなどで、何度かお話もしました。今年はさらにバリエーションが3つ登場。
本物の杏仁だけに香り高いのです。特に「南杏」とよばれる種類を使い、すりつぶしコロンビア産カカオバターによるホワイトチョコレートをあわせたというペースト、ストレートに本物の杏仁のおいしさがわかります。
カラフルな杏仁スプレッド3種
カラフルな、2層仕立てなので、とてもきれい。
黄色の「杏仁&マンゴースプレッド」は、アルフォンソマンゴーの果汁と果肉を使った、美味しいマンゴーペースト入り。グリーンの「杏仁&抹茶スプレッド」は、挽きたての厳選された宇治抹茶を使ったペーストが、風味豊か。赤い「杏仁&ダブルベリースプレッド」は、フレッシュなイチゴを急速冷凍してフリーズドライにしたものに、ラズベリーのピューレを加えた、甘酸っぱいペースト入り。
3種ともに、まずは、そのまま味わうとよいです。
上の白い杏仁だけスプーンですくって味わうパターン。そこに下の層をスプーンにのせてまぜたり。パンにのせてかじると「あー、おいしい」。手にしたとき、瓶がカラフルでキラキラしています。
杏仁とホワイトチョコレートのペースト
以前、別のところでお話しました。私たちは、チョコレートは主に固形、とイメージしますよね。一粒チョコや板チョコもそうです。
でも、海外ではペースト状のチョコレートもポピュラー。チョコレートにナッツのペーストをミックスしたものを、パンにぬったり、フルーツとあわせて味わいます。
聘珍楼の「杏仁ペースト」は、ペースト状のアイテムのひとつですね。そして「杏仁ととホワイトチョコレートをミックス」した「白いペースト」。老舗中国料理店の聘珍楼ならではのペーストです。
市川歩美おすすめ・おとりよせチョコ(聘珍楼ショコラ)
杏仁スプレッドは、オンラインショップで買えます。聘珍楼のおいしい飲茶セットなどを一緒にオーダーしても。
杏仁スプレッドのプレーン、ダブルベリースプレッドは、紅白なので二つセットもおすすめ。
*おとりよせネットの記事
https://www.otoriyose.net/tatsujin/om0038/32724
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美