こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
グリーンビーントゥバーチョコレートで毎年夏に限定販売されるチョコレートパフェが、2020年も登場しています。ファンのみなさん、ぜひ!
グリーンビーントゥバーチョコレートのチョコレートパフェ
毎年楽しみにしているんです。中目黒にあるグリーン ビーン トゥ バー チョコレートのグラスパフェ。
毎年いただいていると、進化が本当に楽しみ。毎年欠かさず食べ続けているファンも多いはず。
https://chocolatejournal.fun/archives/グリーンビーントゥバーチョコレートのチョコレ.html
グリーンビーントゥバーチョコレートのパフェ、内容は?
パフェをオーダーすると添えられるパンフレットです。内容が一目瞭然。
これまではチョコレートを使ったソースでしたが、今年はカカオティーソース(カカオティを煮出したのを砂糖で煮詰めてシロップに)が添えられています。どの段階でソースを加えてもグラスの中で調和。
シトラスジュレ(ライムとレモンが入ったジュレ)、フレッシュマンゴー、カカオパルプとパッションのジュレ。そしてビーントゥバーチョコレートの薄い板、ドミニカ産とペルー産カカオのチョコレートを使ったパルフェアイスからは、複雑なチョコレートの香りが現れます。ヌガーチュイール(はちみつとカカオニブが使われています)とパッションのグラニテがベストマッチ。今年のパフェには、一層フレッシュ感、みずみずしさがあります。
ハート型のチュイールに、ウガンダ産カカオのアイス、カカオティのミルクアイスを包むような形から、私はやさしさを感じました。
チョコレート作りの工程が見られる店内
カカオ豆からチョコレートになるまでのプロセスを「チョコレートパフェ」という日本ならではのスタイルで、楽しく伝えてくれるメニュー。
毎年、夏がくるたびにこの目黒川沿いでいただくパフェの進化(=ブランドの進化でもあります)が楽しみです。
カカオ豆から一貫してチョコレート作りを行う、ビーントゥーバーチョコレートブランドならではの表現。今年もおいしかったです。皆さんもぜひ!
*追記
個人的にパッションフルーツのシード入りグラニテ(パルプ入り)とチュイールベストマッチで、バランスに感激しました。体験してみてください。
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美