【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】
text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美
こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
ジャン=ポール・エヴァン(バー ア ショコラ)で、「プロフィットロール ショコラ」が11月30日まで限定メニューになっています。京都でも人気だったメニューがバージョンアップ。人気を集めています。
プロフィットロール ショコラ
「プロフィットロール ショコラ」は、11月30日までの限定メニュー。全国のジャン=ポール・エヴァンのバー ア ショコラで楽しめます。
シューの中には、たっぷりの生クリームとチョコレートのアイスクリーム入り。スペシャルなシューアイス、シューアイスのアシェットデセール、といった存在感です。
あたたかなチョコレートソースを注いで完成するデザート
テーブルで、あたたかなブラジル産カカオを使用したチョコレートソースを、スタッフの方が注いでくれて完成するデザートです。
冷たさと、あたたかさが対比、サクッとしたシュー生地とアイスクリーム、ふわふわの生クリームが対比。
チョコの湖に浮かぶシューアイスの島みたい。(チョコの湖をクロールで泳まわりたい……)
さておき、実は「プロフィットロール」は以前もジャン=ポール・エヴァンのメニューになっていたことがあります。京都でも人気メニューでした。
それが、より美味しく、新しくなって帰ってきてくれました、という感じです。バー ア ショコラで「ありがとう、おかえりなさい」と、心の中で軽く呼びかけてしまった私に、「アイスを入れて戻ってきましたよ、よろしくお願いします」と、プロフィットロールが答えてくれた気がしました笑
ブラジル産カカオのチョコレートソースが美味しくてとても幸せ。シュー生地とアイスと生クリームと一緒に、楽しんでください。
ジャン=ポール・エヴァンの新作チョコレートケーキ
ジャン=ポール・エヴァンには色々なチョコレートケーキがありますが、日本初登場のチョコレートケーキがあります。「ガラ」です。
オペラを思わせるケーキです。
白い部分は、コーヒーとチョコレートのムース。トップには、コーヒー風味のアーモンドヌガティーヌがのったグラサージュショコラ。コーヒーシロップを染み込ませたビスキュイオペラ(アーモンドのビスキュイ)、ビターチョコレートのムースの層も。
私はコーヒーとあわせました。私は、ジャン=ポール・エヴァンのコーヒーがとても美味しくて好きなのです。コーヒー専門店レベルの味。
ジャン=ポール・エヴァンのコーヒーが美味しいのは理由があって、それはコーヒーに大変深いこだわりがあるというエヴァン氏が、自ら選んだフランスのブランドのもので、淹れ方にも細かいルールがあるから、だそうです。
今はもうひとつ、「パナム キャラメル」というチョコレートケーキのセットもあります。
こちらは、今年のサロン・デュ・ショコラで限定販売され、人気を集めたチョコレートケーキで、ビターショコレートのムースとクレームブリュレ、キャラメルソース、フィユティーヌがアクセントに。
ガトー ア ラ ミニュット
ジャン=ポール・エヴァンのバー ア ショコラでメニューを開き、「ガトー ア ラ ミニュット」を見つけたら、それは「作りたての美味しさを味わうデザート」です。
単品でもオーダーできますが、ドリンクのセットがお得。
ドリンクは、ショコラ ショ パリジャン、ショコラ グラッセ、紅茶、コーヒー、ネクターから選べます。産地別のショコラ ショや季節のショコラ ショも実は選べて、プラス110円です。
ジャン=ポール・エヴァンは、今年日本上陸20周年。日本にオープンする前から私の大好きなブランドです。
定期的にお店に足を運んでいますが、やっぱり今後楽しみなのは、ノエル(クリスマス)のコレクションです。
毎年、ビュッシュをはじめ、アドベントカレンダー、クグロフショコラなどなど、今年も展開が楽しみ。またレポートします。
text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美