こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
8月30日に、ケーキ・スイーツ専門通販サイト「Cake.jp」が、2022年のクリスマスに向けて発売するクリスマスケーキを発表し、会員を対象にしたアンケート調査を元に、2022年のクリスマスケーキのトレンドを予測しました。
チョコでなくケーキのお話ですが、ちょこっとレポートします。
Cake.jpが予測するクリスマスケーキのトレンド
Cake.jpは、10代〜70代の会員名を対象にした独自の「クリスマスケーキに関する意識調査」を行いました。発表会では、その結果から導き出された、5つのクリスマスのトレンドキーワードを、代表の高橋優貴さんが発表しました。
5つのキーワード、簡単に説明すると
貴族ケーキ:高価格のケーキ
アントルメ:2人用の小さいサイズのケーキ
わがままケーキ:ひとりひとり好きな味を選べるアソートタイプのケーキ
ムービージェニック:動画映えする動画系SNSにふさわしいケーキ
ファーストクリスマスケーキ:1歳の子でも食べられるやさしい素材のケーキ
近年の動向と、ケーキをオンライン販売する、Cake.jpをよく利用する会員の傾向が現れているといえるでしょう。
まるごと!ホワイトクリスマスメロンケーキ
会場には、クリスマスに向けて販売されるクリスマスケーキの実物が並び、一部を味わうことができました。いずれにも個性・魅力がありましたが、中でも私(市川歩美)が気に入ったのがこちらです。
Cake.jpで大人気の「まるごとメロンケーキ」のクリスマスバージョンです。実際に試食したところ、個人的にとても好きで、もうちょっと食べたいくらい?でした。
販売累計が3万個を超えるというCake.jpの人気ケーキです。価格は11,000円(税込)送料は別、と高価格帯ですが、ヴィジュアルにインパクトがあります。また、通常はイチゴを使っていますが、こちらは洋梨入りという、クリスマス限定の内容である点にも魅力があります。
ホワイトクリスマスを思わせる白い見た目が上品で、甘さ抑え目。フレッシュメロンとクリームと洋梨のバランスがよく、通常の卵ではなく「ホワイトエッグ」を使用しているそうです。
スタッフの方がきれいにカットしていただいたものを味わいましたが、メロンの皮が器のようになり、食べやすさにも魅力がありました。
解凍不要ケーキのクリスマスバージョン
こちらもCake.jpの人気ケーキです。累計2万7千個以上が販売されているいう、解凍不要ケーキ「10Mineets」シリーズから、クリスマスバージョンが登場。
小さなケーキを6種味わえるセットで、ユニークです。私が味わったのは、クリスマスに向けた新作「ホワイトティラミスのオレンジピールのせ」でした。ちょうど食べたい量、という方がいそうなサイズ。
他にもクリスマス限定の新作「ベルガモットのチーズケーキ」「モンブランに焼き栗の香りと胡桃をあわせて」があり、定番人気の「ショートケーキ」「フロマージュ「パッションショコラ」をあわせた6種セットとのこと。他の味は?と興味がわきました。
解凍に数時間かかるケーキが多い中、短時間でおいしく食べられるケーキが嬉しいシチュエーションもありそうです。
アルノー・ラエールのケーキ、自宅で仕上げるケーキも
チョコレートファンにはおなじみのアルノー・ラエールからもクリスマスケーキが登場。
こちらの試食はしていませんが、高価格帯のユニークなケーキです。フランスで展開していたクリスマスケーキをCake.jpが特別版にして販売。マダガスカル産バニラを使ったムースと、ブルターニュ産フランボワーズで作ったジュレを重ねているそう。(チョコレートの使用はなさそうです)
他にも、最終的にパーツをご家族や友人と一緒にのせて飾ったり、粉雪に見立てた粉砂糖をふりかけて仕上げるケーキなど、多様なタイプが紹介されました。
Cake.jpの会員の方は(アンケート結果によると)クリスマスCake.jpを最低でも1ヶ月前からリサーチし始める人が多数。
まだ8月です。が、Cake.jpでは8月30日から販売開始となるケーキもあるので、気になる方は、早めにチェックしてみてはいかがでしょう。
text&photo
チョコレートジャーナリスト 市川歩美
*当日は、スイーツなかのさんも登場。発表会会場を盛り上げていました。