【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美
ジャン=ポール・エヴァンで、8月1日から8月31日まで、夏限定販売でヒラメ型のかわいいショコラ「クレ ドゥ ソル」が販売されています。
単にヒラメの形だけではなく、実は、中はガナッシュ!パリの職人による手作りです。
ヒラメ型ショコラ「クレ ドゥ ソル」とは?
「フランス語で、クレ ドゥ ソルはト音記、ソルはヒラメという意味。ヒラメのソルは綴りが違いますが、発音が同じなので、それをひっかけているんです」(ジャン=ポール・エヴァンの担当者の方)
そして、日本限定です。パリでは以前販売されていたことがありますが、この夏の販売は日本のみ。
バカンスシーズンに、パリのセーヌ川沿いにオープンするビーチのようなエリア「パリプラージュ」をイメージするショコラで、ビーチにちなんでお魚や海をイメージ。
「フリチュール」「フリュイ ドゥ メール」など、実はジャン=ポール・エヴァンには、ビーチや海を思わせるショコラがいろいろあります。
中はガナッシュ!
「クレ ドゥ ソル)はト音記号モチーフがかわいいヒラメ型のショコラ。
まわりにはペルル クラッカントゥ(チョコレートの粒)、これらはビーチの砂や海のぶくぶくしたあぶくをイメージしています。
ガナッシュはカメルーン産のプレーンなビターガナッシュ。ローズやスパイスを思わせる華やかな香り。
平たいヒラメ型ショコラの中にうすくガナッシュが入っているのが、さすがジャン=ポール・エヴァン。かわいいだけではありません。職人による手仕事です。
ディスプレイのヒラメ型ショコラも手作り
私は東京ミッドタウンにあるブティックへよく行きますが、ここでは、ディスプレイ用の巨大ひらめショコラがあります。
びっくり!かわいい。
さらに驚いたことに、このディスプレイもチョコレートでできているのです。制作の模様がインスタで公開されていますのでリンクしますね。
3ポストありますが、そのうちの1ポストはこちらから
夏の期間限定販売の「パリプラージュ」をテーマにしたショコラたち。パリらしい、そしてジャン=ポール・エヴァンらしい、夏ショコラです。
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text チョコレートジャーナリスト 市川歩美