ミニマルが2021年クリスマスケーキを発表  フィリピン産カカオのシングルオリジン

  • URLをコピーしました!

【The Chocolate Journal チョコレートニュース】

チョコレート専門店「Minimal -Bean to Bar Chocolate – (ミニマル)」が、2021年クリスマスの限定クリスマスケーキを発表しました。予約は10月27日からの受付です。

目次

Minimal クリスマスケーキ -2021-

 

「Minimal クリスマスケーキ -2021-」は、フィリピン産シングルオリジンのカカオ豆を使用して作られています。

カカオバターを絞ったり、ローストなどの製法を調整するなどして、一種類の豆から多彩な味わいを引き出し、それを5層にバランスよく組み立てているのが特徴。

c Ayumi Ichikawa

 

5層の内容は

板チョコレート(カカオ濃度70%)、ホワイトチョコレートムース、ビターチョコレートムース(カカオ濃度80%)、洋梨とチョコレートのガナッシュ(カカオ濃度80%)、生ガトーショコラ(カカオ濃度70%)。

ホワイトチョコレートムースは、カカオ豆から絞ったシングルオリジンカカオバターを使用。ビターチョコレートムースは、同じカカオ豆から作られたものなので、同じカカオ豆による2種のムースの対比を楽しめます。

洋梨のラ・フランスとバニラを合わせたガナッシュは、フルーティな酸味は、あくまでもチョコレートを引き立てるアクセントになっています。

フィリピン産カカオを使用したクリスマスケーキ

今年のクリスマスケーキに使われるフィリピン産カカオは、ミニマルが2015年にカカオ豆の発行実験を初めて行った生産者によるものです。

ミニマルは、素材のカカオ豆の発酵・乾燥作業の研究やレクチャーを、カカオ産地で積極的に行ってきたブランド。近年は、カカオの個性をいかしたスイーツを積極的に展開しています。

単一産地のカカオを使った5つの表現を作り、バランスよくまとめたクリマスケーキはレア。カカオという素材を熱心に研究しながら、美味を両立したスイーツ作りにチャレンジし続ける、ミニマルならではのクリスマスケーキです。

<私の感想>
取材で一足先に味わいましたが、彩り、味からもカカオの可能性の探求を感じ、甘さをおさえて食感もよく、個人的にとても美味しくて好きでした。クリスマスに限らず、味わいたいです。

INFO
「Minimal クリスマスケーキ -2021-」5400円(税込)

予約開始:2021年10月27日(水)LINEのお友だち・メルマガ会員・店頭限定で先行予約可能
受取日:    2021年12月22日〜26日を予定
販売: オンラインストア、富ヶ谷本店、代々木上原店(なくなり次第終了)
Minimal -Bean to Bar Chocolate – (ミニマル)

text
チョコレートジャーナリスト  市川歩美

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次