こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
今日はNHK「ちきゅうラジオ」の生放送に出演。17時から19時までの2時間、生放送のスタジオから、チョコレートのお話をたっぷりさせていただきました。
チョコレートジャーナリストとして「ちきゅうラジオ」でお話
全国ネット、海外でも聴ける番組でそもそもリスナーが多いことに加え、スタッフの方によると、チョコレート特集は大変な盛り上がり。メッセージが続々と届き、大きな反響があったそうです。
私は、17時から19時までの2時間、スタジオで、NHKアナウンサーでアンカーの杉嶋亮作さん、そしてタレントの堀口ミイナさんとともに、世界のチョコレートについてお話しました。
パート1は、「世界のチョコレート事情」として、世界各国のチョコレートの消費量や、ヨーロッパのチョコレート事情について、パート2は「チョコレートカカオ」。カカオの生産国とその問題について。
#ちきゅうラジオで、Twitterだけでもこんな盛り上がり!
ジル・マルシャルさんも、パリから生出演!
パート3は「フランスのチョコレートとクリスマス前のパティスリー」を、パリとつないで伝える企画で
モンマルトルの「ジル・マルシャル」と電話をつなぎ、ジルさんと生電話!パートナーの工藤彩佳さんから、じっくりパリのお話を伺いました。
さらに!18時台は「ビーントゥーバーチョコレートのテイスティング」と題して、ビーントゥバーの楽しみ方や、カカオ産地別の風味の違いを紹介。杉嶋さんと堀口さんに味の違いを体験いただき、ペアリングのアイディアもご紹介。
最後はホットチョコレートを(私が生きている間に!)日本にさらに広めたい、という思いや、歴史的背景をお話しました。(ホットチョコレートとココアは違います。簡単にいえば、ココア=ココアパウダーのみ、ホットチョコレート=カカオバターが含まれたチョコレートそのもの、このお話はいつかまたゆっくり)
10歳の、まことくんからの質問
それにしても、さすが全国・海外にもリスナーが多い人気番組、Twitterやメールで多くのメッセージやご質問が届きました。
そんな中、私は、10歳のまことくんからのご質問に感動しました。
「市川さん、なぜカカオはあったかいところでできるのに、チョコレートはさむいところでたべられるんですか」
私たちのおしゃべりをラジオで聴き、疑問を持ってくれたのでしょう。
私はスタジオでじーんとして、私は、まことくんがこういう疑問を抱いたこと自体、まずは素晴らしいことだと申し上げました。生放送中の、限られた時間でしたが、心をこめてお答えし、カカオ生産国で出会った10才くらいの男の子を思い出していました。
とても楽しく、盛りだくさんな生放送でしたが、私自身、みなさんから届いたメッセージやご質問から、教えられることが多かったです。お聴きくださった全国、そして海外のみなさん、ありがとうございました!
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美
<番組こぼれ話>
ミイナさんとは、久しぶりにお会いしてうれしく記念撮影。私のセミナーに来てくれたことがあるほどのチョコ好きさんです!杉嶋さんも同じくチョコがお好きだそう。
パリのジル・マルシャルシェフと、彩香さんは、モンマルトルでパティスリーを経営しています。パリで、日本で、お会いするたびうれしいお二人。またパリで会える日がくることを楽しみに。https://gillesmarchal.com/