こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
現在、新宿伊勢丹でポップアップショップを展開している、ベルギーのチョコレート専門店「ブノワ・ニアン」。ファンがきっと駆けつけているはず。日本初登場の焼き菓子やガトーショコラなどが登場しています。
ブノワ・ニアンとは?
ブノワ・ニアンは、ベルギーを拠点にする、カカオからチョコレート作りを手がけるブランドです。詳細は、以下を記事を参照してください。
そんなブノワ・ニアンが、なんと、今年は日本で、焼き菓子や、ドラジェなどが多数展開しています。しかも今、新宿伊勢丹でポップアップショップがオープン中。ぜひ、チェックしましょう。
今、「ブノワ・ニアン」を買うべき5の理由(Time Out Tokyo)
詳細は、しっかり、記事に書きましたので、以下の写真をクリックして、よんでください。
記事内でもふれましたが、ブノワ・ニアンは、カカオの個性を最大限に引き出す本格派。
またこのほど、フランス発祥のレストランガイドGault & Millau(ゴ・エ・ミヨ)が発行するベルギー・ルクセンブルグ版の別冊『Guide Chocolatiers 2021』において、ワロン地方唯一の「ショコラティエオブザイヤー」に選ばれています。
審査は、ブラインドで、厳正に行われるものだそう。素晴らしいことです。
ブノワ・ニアンのフィナンシェ3種
ポップアップショップでも、オンラインでも購入できるフィナンシェです。しっとりしていて、カカオの個性がしっかり感じられる、ビーントゥバー好き・チョコ好きのためのフィナンシェといえるでしょう。
「MAYAN RED(マヤン レッド)」 「RIO DULCE(リオ ドルセ)」「LAJEDO DO OURO(ラジェド ド オウロ)」
ブノワ・ニアンを代表する、3種のチョコレートを使用したフィナンシェです。
シングルオリジンカカオの風味の個性を比較できる……のですが、おいしくて私はぱくぱくっ、といっちゃいました。タブレットとは違うなんというか、よろこび、楽しさがあります。
フィナンシェに使用しているのは、北海道産発酵バター。カカオの風味を生かすために、低温、短時間で仕上げているそうです。
ぱくぱくっといったとしても、やはりベースはカカオの個性を生かしたチョコレート。カカオが持ちあわせるあの個性、苦味や風味の余韻が残るのです。
ポップアップショップ展開は、伊勢丹新宿は12月1日まで、西武池袋は12月9日〜15日です。遠方のファンも安心してください。オンラインショップが、前代未聞、といってよいほど充実しているので、ぜひこの機会に。
チョコレート愛好家にとって、バレンタイン前に時間差でブノワ・ニアンの新作を堪能しておくのは、賢いことかもしれません。クリスマス前のちょうど少し、落ち着いている時期ですね。
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美