こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
T JAPANで、市川歩美が薦めるバレンタインチョコレート。執筆しました。2020年バレンタインチョコレートの中でも、高級感、デザイン性、グルメな方をも満足させる“味”を重視。チョコレートジャーナリストとして、厳選チョコレートを披露しました。
▲ボンボン ショコラ「フリュイ」9個入り ¥3,000(税込) 帝国ホテル ガルガンチュワ
T JAPANで市川歩美が2020年バレンタインチョコレートを厳選
記事は以下をクリック(text 市川歩美)↓
2020年バレンタイン厳選 大人のためのチョコレート
仕事柄、かなりの種類のチョコレートを手にして味わうなか、今回はT JAPANの多くの読者のように、「美味」の体験が豊かで、「美」への感度が高い、大人を想定して選びました。きっとお相手に、どれかがヒットするのでは、と思います。
帝国ホテル ボンボン ショコラ 「フリュイ」
ひとつご紹介すると、トップ画像になっている帝国ホテルの新作。帝国ホテルの、ボンボン ショコラ 「フリュイ」です。
パッケージ全体をご覧いただくとこんなかんじ。帝国ホテルのショコラティエ、市川幸雄シェフによる新作で、2020年に帝国ホテルが開業130周年を迎えることを記念して作られました。
ヴィジュアルもさることながら、きらめく、という表現がふさわしいフルーツの共演。
「ボンボンショコラ」の名が付いていますが、その枠を超えたある意味挑戦。挑戦でありながらもエレガント。美しく、美味なるショコラに、私ははっとしました。
チョコレートの本質は「味」
長年高級チョコレートのシーンをみてきて感じることですが、ショコラ は(特に美食のシーン、文化においては)「美味」が軸です。(ヴィジュアルやストーリーはその次)ここをはずすわけにはいきません。
さらにもう少し広げればショコラは「総合的な体験」です。アートと並ぶようなですね。そういう感じ方になれるチョコレートは、遠くまでわざわざ会いにでかける価値があります。
わあきれいなショコラ、と写真だけみて終わらない。いや、それだけならチョコじゃなくてもいい。出かけて、味わうところまでの全てを体験する。それが私が長年向き合い続けている、ショコラの楽しみ方です。
そんなことを感じさせてくれる、帝国ホテルのボンボン ショコラ 「フリュイ」です。市川幸雄シェフの独創性、これからも私は楽しみにしています。
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美