こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。六本木ヒルズにある、ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木の平日限定「パンペルデュ・ショコラ・プラリネ」、大好きでした。が、この販売は終了。
8月28日から第二弾として、ピスタチオフレーバーが登場した、というので早速お伺いしてきました。レポートします。
ル・ショコラ・アラン・デュカス パンペルデュ
ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木の平日限定、パン・ペルデュの第一弾について、知りたい方は、まず前編にあたる、以下の記事を参照してください。
さらには感動のあまり、マリ・クレールにも書いてしまいました。
ということで、私の愛する第一弾は終了となり、今は第二弾になったわけです。
「パン・ペルデュ・プラリネ・ピスターシュ」内容は？
第二弾となる「パン・ペルデュ・プラリネ・ピスターシュ」は、2023年8月28日（月）からメニューになっています。六本木ヒルズにあるブティックの２F「ル・サロン」で、平日限定。
春に登場した第一弾と、見た目はそんなに変わらないかもしれませんが、結構な違いがあります。
プラリネがヘーゼルナッツからピスタチオになった、という単なる変化ではなく、全体的な印象が違う、別のデセールになったかのような印象を持ちました。
甘さがかなりおさえめ
まず、印象は、甘さをかなりおさえてある、でした。
以前の第一弾を味わった方の中には、もしかしたら、もう少し甘いほうが好きな方もいらっしゃるかも。私は、個人的にはどちらかというと、第一弾の方が好みでした。
第二弾は、ショコラショーにもあいそうです。少し甘めなドリンク、あるいはもうひとつ甘いデセールを一緒にオーダーしてもよいかもしれません。
グラスの底に入っているのは、プラリネピスタチオです。若干の塩を感じます。（前回のプラリネは、ノワゼットとグリュエドカカオを使っていました）その上に、砕いたピスタチオがぱらぱらと。
そして無糖の生クリーム、自家製ブリオッシュは前回と同じ。ブリオッシュは東京工房で焼き上げたものです。
ブリオッシュの上には、小さなピスタチオトリュフがトッピングされていて、ソースは、カカオ75 %の温かいショコラソース。このソースにはカカオパウダーを加えているので、甘味をほとんど感じないのです。
というわけで、第一弾が気に入った方、今回は、別のスタイル、という心づもりででかけましょう。
あまり甘くないデセールがお好きな方にはおすすめ。ピスタチオスイーツというよりも、ピスタチオと塩、といった感じが現れたデセールです。
ペアリングは、パトリック・パイエーシェフによると、シードルがよくあうのだそう。なるほど、少し甘くて複雑な風味が加わり、あいそう！アルコールOKな方はどうぞ。ベストマッチかもしれません。
インフォメーション
「パン・ペルデュ・プラリネ・ピスターシュ」の詳細です。
メニュー概要
メニュー名：パン・ペルデュ・プラリネ・ピスターシュ
価格（税込）： ¥1,760
販売開始：2023年8月28日（月）平日限定 終了期間未定
販売場所：ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木 ル・サロン
東京都港区六本木６-12-2 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り
ル・テ・ブラン・アラン・デュカス
ところで、毎回私がル・サロンで味わっている紅茶について。ご紹介しておきますね。
ル・テ・ブラン・アラン・デュカス（LE THÉ BLANC ALAIN DUCASSE ）は、アラン・デュカスのオリジナルティーです。
オーガニックホワイトティーをベースに、ローズとフランボワーズの繊細な香りが加わっています。どんなル・ショコラ・アラン・デュカスのデセールにもマッチするので、私は色々迷って、結果このティーを選ぶことが多いです。
オリジナルティーも、一度は味わってみてください。
text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美
