こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
ロッテのチョコパイが1983年に誕生し、今年で40周年を迎えました。2023年3月21日からは、味がリニューアルして、全国販売されています。
チョコパイファンとして、早速、これまでのチョコパイと、新しいチョコパイを並べて比較してみましたので、今回は少しだけ、その内容を紹介します。
チョコパイ、リニューアルポイント
平野紗季子さんのJ-WAVE「味な副音声」に出演して、ロッテのチョコパイについて、ついつい色々語ってしまった私ですが、それもそのはず。だいぶ人生で、チョコパイを食べ続けてきた私なのです。
先月発売されたananに寄稿したエッセイ「市川歩美のチョコ愛ヒストリー」でも、チョコパイについて触れています。
そんな私がキャッチした、ロッテさんからの情報によると、今回のリニューアルポイントは、新ホイップクリームと生地にあるそう。
新しいホイップクリームは、ふわっとした食感に。ケーキは、まさにケーキのような口どけになった、とのことです。
チョコパイのパッケージ
早速、新旧、両方を並べて比べてみました。まず、パッケージです。こちらの写真をご覧ください。
写真上が、新しくなったチョコパイのパッケージ。左の下にあるリボンの柄入りは、我が家にあった旧チョコパイです。(注・私はチョコパイを、いくつかストックしていますので、私が買った時点でのチョコパイのデザイン)。
そして、箱を開けてみました。こんな感じ。
新しいチョコパイには「ありがとう」とか「Thank you」などと、感謝の文字がデザインされています。これは、40周年ですから、お客さまへの感謝の気持ちなのでしょうか、それとも、ありがとうを伝えたい相手に届けられうように?
いずれにしても、感謝のメッセージは、いいですね。
箱の中のチョコパイを包むパッケージのイメージは、そうこれまでと変わりません。ファンとしては、ほっ。
中身はどうか
中身は、こんな感じでした。
全く同じ、としかいいようがありません。
でもやっぱりチョコパイというものは、お皿に並べたりすることなく、ぱくっ、と袋に入れたまま、味わって行くのが王道(と私は思っている)、
なのでこんな感じの写真も。
こうやって、少しずつチョコパイをのぞかせ、ぱくぱく味わっていくのが、チョコパイの醍醐味なのです。
おそるおそる、お味はどうか
リニューアルによる味の違いについて。ロッテの発表によると
<リニューアルポイント>
クリーム:すっきりとした甘みの、味わい軽やかなホイップクリームになりました。クリームとケーキが口の中で一緒にすっと溶ける仕立てに。
ケーキ:卵を増やして、ケーキのようなふわっとほどけるような食感に。
とのこと。なるほど。
2パーツが変わることによって、どうなるんだろうか、とこれまでのチョコパイに親しんでいた私は、期待とともに、正直心配にもなるわけです。
そして、いよいよぱくっと行く前の図。
Voicyの番組でも話しましたが、チョコパイのこの、横からみた、はざまがいいんです。ここが美味しい。ここが好きな私。
……とか、つい、チョコパイについてだと、語りたいことが多くて脱線するので、チョコパイについては、またどこかで書きたいと、切に思えてきました。
話もどって、チョコパイの味でした。
「長年大好きだった味が変わる」というのは、やはり心配なことでもあるわけです。どうなんだろうなぁ、などと思いを巡らせつつ、今回は、そっと1個だけ味わってくらべてみました。
すると、やはり違いますね!生地の食感の違い、香りの違い、みたいなものを、私は感じました。口当たりが違う。ふわっとして、ケーキっぽくなっている気が、確かにします。
ロッテさんへ、お話をききにいく決意
チョコパイ好きゆえに、簡単に向き合えない自分がいる……。
なにそれ、という感じかもしれませんが、チョコパイファンのみなさんならわかるかも、この気持ち。全国のチョコパイファンのみなさん、共感してくださる方がいたら、市川歩美にメッセージくださいね(SNS上でコメントとか、お知り合いのみなさんは、お声をかけてくださっても)笑
2月放送の、J-WAVE「味な副音声」でも、「チョコパイの秘密がわかったら、さきこちゃん(平野紗季子さん)に連絡する」と、約束したことを、今も覚えていますが、チョコレートジャーナル読者のみなさんにこそ、報告します。
ということで私は、決めました。ロッテさんにがっつりお話伺ってきます!
ということで、チョコパイについて、改めて書きます。ひとまず、リニューアルしたチョコパイの情報は以下です。
●商品名:チョコパイ
●発売日:2023年3月21日(火)
●発売地区:全国
●内容量:6個入
●価格:オープン価格※想定小売価格 356円前後(税込)
つづく。
text & photo チョコレートジャーナリスト 市川歩美