【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】by Chie Araki
淡い紫色のパッケージでおなじみの『ルマンド』。
こちらの派生商品である『ひとくちルマンド』シリーズを、株式会社ブルボンは9月13日(火)にリニューアルして発売しました。
『ルマンド』の歴史
『ルマンド』は、大人の片手におさまる程度のスティック状のクレープクッキー。1974年生まれのロングセラー菓子です。名前の由来は、フランス語で世界を意味する『Le Monde(ル・モンド)』から。世界に広がるお菓子になってほしいという想いが詰まっています。
薄いクレープ生地が折り重なってうまれる、ほろほろとした歯触りが特徴的で、ココアクリームとの相性も抜群です。私(荒木)自身、この食感とココアクリームの甘さを好んで、幼い頃からよく食べていました。
『ひとくちルマンド』シリーズとは?
『ひとくちルマンド』シリーズは、通常の『ルマンド』と少し異なります。
形状はコロッとした一口大サイズで、個包装ではありません。チャック付きのパウチタイプのパッケージです。
そして、従来商品よりギュッと詰まったクレープを、チョコレートでコーティング。手につきにくく、また一口で、よりザクザクとした食感を存分に堪能できます。
また『ひとくちルマンド』シリーズでは、チョコレートコーティングだけでない味わいも。
これまでにココアクレープ生地が詰まったホワイトチョコレートバージョンや、過去には、酸味の効いた『ひとくちルマンドストロベリー』もありました。
リニューアルのポイント
今回、『ひとくちルマンド』は、コーティングしているチョコレートをクレープ生地と合うように見直し、甘さやカカオ感などチョコレートの配合にこだわりました。
チョコレートは甘めで、クレープにうまく絡み、香ばしさが引き立つ味わいです。
さらに内容量は、以前より10%増。量が増えるのはうれしいトピックです。
『ひとくちルマンドホワイト』では、クレープ生地にカカオマスとココアパウダーを配合して、ほろ苦く。カカオの風味を豊かにする工夫をしています。バニラ風味が強くなって印象的になり、クレープ生地が苦くなった分、ホワイトチョコレートの甘さが後にひきます。
パッケージもリニューアル
そして上記2品は、味以外でもリニューアル。
パッケージの右下には、地球と人にやさしい水性印刷のマークが入っています。
これは「水性印刷商品認証制度」による審査、認証を受けた水性印刷を採用しているためです。包装材料の印刷作業環境を改善し、作業する方の健康維持を図ることや、環境に配慮した社会貢献活動の促進を目的としています。
今後の“進化”にも期待
最近では、発酵バターや洋酒を加えサイズを大きくした『贅沢ルマンド』や、アイス専用ルマンドが4本入った『ルマンドアイス』など幅が広がっています。
私(荒木)は、『ルマンド』ファンの一人として、今後も進化を追い続けます。
<INFO>
『ひとくちルマンド チョコレート』『ひとくちルマンド ホワイト』
発売日:2022年9月13日(火)
発売地区:全国
価格:オープンプライス
賞味期限:12カ月
【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】text:荒木千衣