【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】by Chie Araki
今年60周年を迎えた「ガーナ」。そのサブブランドとして生まれた「プレミアムガーナ」は2021年10月から、数々の商品が発売されてきました。今年の秋冬シーズンも新商品が発表されましたので、私(荒木)が試食し、特にイチオシと思う商品をご紹介します。
「プレミアムガーナ フルーツショコラ〈完熟巨峰〉」
かわいらしいコロンとした形状のガーナミルク。口に入れガーナミルクが溶け出すと、中から完熟巨峰とホワイトチョコのソースがとろ〜りと溢れます。驚いたのはフルーツのジューシーさとみずみずしさが、これまで以上に際立っていること!
これまでの「プレミアムガーナ」もフルーティーでしたが、単に巨峰ではなく、“完熟”巨峰というネーミングにも納得できるフレッシュさがあります。
このとろ〜りとする製法はロッテ独自の特許技術の「セミリキッドショコラ製法」といい、聞けばこの製法は年々改良を重ね、ブラッシュアップしているそうです。
そして驚いたことがもう一つ。完熟巨峰と混ざり合っているホワイトチョコの甘さは控えめなので、適度な渋みが若干あるのですが、これは巨峰の皮を口に含んだときの印象を赤ワインを使用して表現しているとのこと。この独特の渋みが、デラウェアでもなく、シャインマスカットでもなく、まさに巨峰!
開発者の方のこだわりがこの一粒に詰まっています。
「プレミアムガーナ クレームショコラ〈焦がし生キャラメル〉」
焦がし生キャラメルもいただきました。見た目や形状は完熟巨峰とさほど大きく変わりませんが、とろ〜りとしたショコラソースのコクは格別。
焦がし生キャラメルとホワイトチョコのこっくりとしたソースですが、生クリームも入っているので上品な仕上がり。生クリームは北海道産というこだわりようで、食べ進めるうちにほろ苦さがだんだんと強くなりますが、包み込んでいるガーナミルクと合わさり程よい甘さに落ち着きます。完熟巨峰よりも、ソースがもったりと粘度が高く感じられ、独特のコクを生み出し、口どけた後の余韻としても堪能できました。
「プレミアムガーナ」新商品は5品
2024年秋冬にだけ味わえる「プレミアムガーナ」シリーズの新商品は上記2品に加え、濃厚な生チョコレートが入った板状タイプやトリュフタイプがあり、計5品での展開です。それぞれ食感や味わいが異なるので、食べ比べをしたり、家族や友人とシェアしたりして、お気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。期間限定商品ですのでお見逃しなく!
<INFO>
「プレミアムガーナ フルーツショコラ〈完熟巨峰〉」
「プレミアムガーナ クレームショコラ〈焦がし生キャラメル〉」
発売日:2024年10月15日(火)
販売地区:全国
価格:オープン価格 想定小売価格324円前後(税込)
プレミアムガーナ特設サイト:https://www.lotte.co.jp/products/brand/ghana/premium/
【The Chocolate Journal チョコレートニュース&レポート】text:荒木千衣