【The Chocolate Journal チョコレートニュース】
こんにちは。チョコレートジャーナリスト、ショコラコーディネーターの市川歩美です。
フレデリック・カッセルから、フランスの「スズランの日」にちなんだスイーツが、5月1日から5月3日まで、限定販売されます。
フランスのスズランの日とは?
フランスでは、5月1日は“スズランの日”(JOUR des MUGUETS)。この日は、大切な人たちにずずらんを贈る習慣があり、贈られた人には幸運が訪れると言われています。
5月1日、フランスの花屋さんをはじめ、街にはスズランのお花やブーケ、鉢植えがあちこちに並びます。スズランはフランス語で「ミュゲ」と呼ばれ、春の象徴。かわいらしい白いスズランのお花を、親しい人や家族に贈り合うのがこの日の習慣です。
フランスだけでなく、ヨーロッパの国々でも同じく5月1日は、大切な人にスズランを贈る日。近年はこの習慣が日本でも、知られるようになり、お花屋さんは、スズランのお花を並べ、フランス発のパティスリーなどでは、スズランをモチーフにしたお菓子が作られ、販売されることもあります。
すずらんのティラミス「ティラミス・オ・ミュゲ」
東京の三越銀座店にある、フランス・フォンテーヌブローに本店がある「フレデリック・カッセル」では、5月1日から、スズランの日にちなんだかわいらしいケーキとマカロンが並びます。
スズランの鉢植えがモチーフのケーキ!
「ティラミス・オ・ミュゲ」は、ヴィジュアルが楽しいガトーです。ふんわりと軽やかなマスカルポーネクリームを使った“ムース・ティラミス”に、香り高いコーヒーシロップのビスキュイを組み合わせています。
土に見立てたのは、クランブル・ショコラ。サクサクの食感のアクセントになり、ホワイトチョコレートで作った愛らしいスズランが、かわいらしく咲いています。
スズランのマカロン
こちらは、スズランをモチーフにしたマカロンです。優しいライトグリーンののマカロン生地に、可愛いスズランのデッサンが描かれ、マカロン生地の間には、爽やかなレモンとライムのクリームをサンド。
「ティラミス・オ・ミュゲ」も、「マカロン・ミュゲ」も、5月1日から3日までの限定販売で、販売場所は、三越銀座店地下2階の「フレデリック・カッセル三越銀座店」です。
銀座へお出かけになる方はどうぞ。スズランのお花はもちろん、こういったスズランの日限定のフランス発のスイーツなら、かわいらしいうえに、おいしいギフトになります。
INFO
フレデリック・カッセル 三越銀座店
中央区銀座4-6-16 銀座三越 本館B2階
tel. 03-3562-1111(大代表)
ゴールデンウィーク限定ケーキ「ショコラ・バナンヌ」
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チョコレートジャーナリスト 市川歩美