【The Chocolate Journal チョコレートニュース】
5月18日に、キリンホールディングスが開発した「熟成ホップ」を配合したチョコレート「シンキングサプリ・ホップインチョコ」が発売されました。
ビールに使われることで知られる「ホップ」の苦味が特徴。5月18日から6月30日までの限定で、オンラインサイトで購入できます。
ホップ入りチョコレート「シンキングサプリ・ホップインチョコ」
一袋50グラム入りで開封後は、チャックを閉めて密閉できます。
勉強や仕事の途中も、手を汚さずに味わえるよう、チョコレートの表面を溶けにくくコーティング。小さな1cm角のサイズは、気軽に仕事中などに味わうのシチュエーションが考えられています。
ホップの健康効果に注目
ホップは、ヨーロッパでは古くからハーブとして生活に取り入れられ、健康への可能性が期待されています。
キリンホールディングスは、様々な食品に展開できる「熟成ホップ」を開発。それをチョコレートに加えたのがこの商品です。
ホップは様々な健康への期待がよせられていましたが、苦味が非常に強いため、食品にするのが難しい、という問題がありました。
その苦味を 1/10 に抑えることに成功したのがキリンホールディングス。「熟成ホップ」は10年にわたり研究の成果で、まろやかな苦味が実現しています。
ホップの苦味をいかし、チョコレートと合わせた
「熟成ホップ」を使った「シンキングサプリ・ホップインチョコ」の、味の開発に携わったのは、フレンチレストラン「sio」の鳥羽周作シェフです。
実際に味わってみると、あえて、甘味をつけず、ホップの苦味をいかす工夫がされているのがわかります。
カカオの苦味とホップの苦味を調和させ、さらにフィアンティーヌを配合。サクサク食感を加えることで、食べやすく、続けて味わいたくなるテクスチャーに。チョコレートはカカオを57%使用しています。
「シンキングサプリ・ホップインチョコ」は、INHOPのオンラインショップから、6月30日までの期間限定で、5袋入りのセットを購入することができます。
【The Chocolate Journal チョコレートニュース】
text チョコレートジャーナリスト 市川歩美