【The Chocolate Journal チョコレートニュース】
ユーハイムが、10月1日に「アーモンド&マカダミア ショコラサブレ」を販売します。ザクザク食感の香ばしいナッツ入りサブレにチョコレートコーティングしたクッキーで、ユーハイムの発表によると、チョコレートが「添加物に頼らない製法」で作られています。
創業110年 ユーハイムがオリジナルチョコレートを開発
神戸で創業し110年を迎えるユーハイム。世界大戦中に捕虜として日本へ連れてこられたドイツ人のユーハイム氏が開業した洋菓子店が、ユーハイムというブランドの始まりです。
ユーハイムは2020年3月に「純正自然」を宣言しました。これは、ユーハイムの社内で生まれた言葉で、1969年に社内ガイドラインで決められた「自然の味をふまえて」作られたもの。「不要な添加物を使わず、自然の原料だけでつくる」ことを意味しているそうです。
無添加のチョコレート
今年は、その一環として、新しいチョコレートが完成しました。材料メーカー協力の元、研究開発し完成させたのが、オリジナルの乳化剤が使われていない新チョコレートです。
乳化剤は、決して悪いものというわけではありません。しかし、これまでの常識に疑問を持ち、別の製法にチャレンジすることで、可能性が広がります。
サブレに使われるチョコレートは2種類
「アーモンド&マカダミア ショコラサブレ」はスウィートチョコレートとホワイトチョコレートが使われます。
スウィートチョコレートにはローストアーモンド。ホワイトチョコレートにはローストマカダミアナッツという組み合わせ。ナッツには塩が効いており、チョコレートの甘さを引きたてています。
【商品情報】
商品名:アーモンド&マカダミア ショコラサブレ(アーモンド/マカダミアナッツ)
<6個入>648円/<10個入>1,080円/<20個入>2,160円/<30個入>3,240円
※価格はすべて税込み
発売日:2021年10月1日(金) 【オンラインショップURL】
text Hiroko Ono
追記:上の写真のユーハイムのバームクーヘンは、生地には材料が指定されており無添加でしたが、コーティングのチョコレートには乳化剤が使われていました。現在は、無添加の新チョコレートが使われています。